ブラック文字盤とローマ数字インデックスがカッコイイです!
デイトジャストはシンプルで本当に美しい時計です。
ロレックスという名前のせいか、こんなにシンプルな時計なんですが、めっちゃ良い時計風味が強い。
いや、強過ぎる!
黒文字盤もメタリックの艶有りタイプ。
この文字盤は針を外すときの緊張感がまた増します。
文字盤側に曇りみたいな跡が残らないようにするのが大変!
そして今回が購入後初めての分解掃除という事で、針の硬さも!!!
半端なかった!
やはり通常の3針モデルでも最初の最初はめっちゃ硬く針が入ってましたね!
でもそこは今までめっちゃ苦労してきたところなので・・・
この黒のメタリック感!
めっちゃ綺麗ですよね!
その分!修理作業がめっちゃ大変なんですけどね!
何とか硬い針を綺麗に取り外し成功して次の工程へ。
あとはとにかくバラしていくのみ。
油の飛び散りなどなく綺麗ですね!
だけどルビーのところに油がなくなっています。
やはり枯渇気味の状態ですね。
それでも油の飛び散りなど汚れがない状態。
この状態でオーバーホールを定期的に行うのが本当にお勧めです。
理想の分解掃除の時期かと思います。
そうすることで時計の寿命が伸びる伸びる。
そして何よりも部品の摩耗や劣化が防げるので、長期的にみてとてもリーズナブルになっています。
昨今ではロレックスの部品全てがとても高騰していますので!
通常の部品やゼンマイも、そして消耗品のパッキンなども高騰。
(当店では、パッキン類はオーバーホール時に交換してます、要望関係なく交換しちゃいます☆)
なので当店も以前より少し分解掃除料金を改定しました。
そしてとにかくとにかくバラしました。
反対側も綺麗でした。
こういう状態の時計をいつでも見てたい・・・
ですが!
大半は、いや8割以上が汚れと摩耗がある状態で持ち込まれます・・・
オーバーホールの定期的な必要性がまだまだ浸透していないんですね。
それでも壊れない時計達はとっても優秀だと思ってください。
オーバーホールの作業で一番全集中する作業。
このインカブロックの洗浄と注油。
この作業をいかにリスクなく完璧に行えるかを日々考えているんですが・・・
なかなか見つけられない・・・
今回は全部分解して洗浄してから、テンプのみを一度付け直してテンプの部分のインカブロックの洗浄注油をしましたが・・・
これでも結局は何も作業は良くなったか?
と・・・
いつも通りで変わらず大変な作業でした☆
順番を少し変えてみましたが、何も収穫はなかった。
ちなみにいつも全部洗浄してから、地板側のインカブロックを洗浄注油するという順番で、最後にテンプを取り付けてテンプ側のインカブロックを洗浄注油をしていました。
いつもと違う順番でオーバーホール作業をしてみました!
この辺は時計修理の技能士によっていろいろ違いそうです!
自分のやり方があるかと思います。
が!
きっと修時計修理技能士さんみんなこのインカブロックのオーバーホールは嫌いなはず!
(自分がそうなので・・・)
この作業が好きな人はいないはず!完全に偏見になります☆
という事で長くなりましたが、ロレックスのオーバーホールの作業工程でした。
続きはまた次回ここからの続き書きます。
長くなりすみません。