こちらのLONGINE(ロンジン）のスモールセコンドタイプの海中時計。
手巻き式の懐中時計です。
内部は比較的に綺麗でしたが･･･
手巻きで永遠にゼンマイ巻けるので、
予想通りのゼンマイ切れ。
これは機械式の時計であればいつも通りの案件なんですが、
が！
この特殊な羽根つきのゼンマイが･･･
ない！
時計内部は綺麗です☆
こんな感じでとっても綺麗です。汚れがあまり見られない。
油切れはもちろんありますが。
で！！！！！
肝心の交換用のゼンマイが！
ないっ！！！！！
そもそもこの羽根つきのタイプのゼンマイがまた少ないので･･･
そんな中でとっても良くお世話になっています時計屋さんに相談。
そこで羽根つきタイプのゼンマイを譲ってもらいました。
幅と長さが完璧なんですが･･･厚みがちょちょっと厚い･･･
ですが！今はこれしかないので！
この羽の部分が今回譲っていただいたゼンマイが広かったので。
手でひたすら丁寧に削りました！
この小さい部分を少しずつ形状を壊さずに加工するのがめっちゃ大変でした！
が！香箱に入るように加工完了して！
いざ時計に組み直したんですが･･･
やっぱり厚みが･･･
厚過ぎて･･･
とってもパワーがあり過ぎてとてもとても駄目でした！！！！！
加工した長時間労働の結果が～～～～～～ゼロ。泣ける。
また一からゼンマイを何とか探す最初の段階に戻りました。
こちらお時間が掛かってしまいそう。
こちらはまた修理が進んだ時に記事にて報告します。
古い時計の修理は本当に大変なのと、お時間がめっちゃ掛かってしまいます。ご了承ください。
頑張って修理させていただきます！
何か時計の修理のご相談がありましたら、函南町のARAKAWA（荒川時計店）までどうぞ☆彡
