CASIO G-SHOCKの電池交換。
今回はご依頼の多いカシオのジーショックの電池交換についてちょっとだけお話を。
基本的にジーショックは全て防水としてご愛用していただいている方がほとんどかと思います。
そこで一番重要なお話。
完全防水として今後もご使用されたい方は全てメーカーにて電池交換をお願いしています。
それはなぜかといいますと・・・
当店では防水試験機という機械を持っていないので、防水検査が出来ないんです・・・
今後導入したいと思っていますが、現段階では持っていないので完全防水として電池交換を店頭でお受けできません。
こちらはジーショックに限らずです。
すべての時計に対して防水保証を求められる方は、すべてメーカーにて電池交換をお願いしています。
今回は防水は構いませんとの事で当店で電池交換をさせていただきました。
裏蓋を開けて分かるんですが、
裏蓋の内側です。
見ていただければ一目瞭然ですね!
パッキンがある外側になりますが、しっかりと錆が見えますね!
パッキンの凄さが分かります!
しっかりとパッキンが汗とか水の侵入を抑えてくれていますね!!!!!
凄い!
なのでまたパッキンが劣化しないように、そして汗とか水がこれからも侵入しないように、
こんな感じでパッキンをシリコングリスでまたコーティングを施します。
今回は見ての通りパッキンに劣化が見られませんので、そのままこちらのパッキンを使用させていただきます。
(パッキンが傷んでいる場合は、優良になりますが〘¥500~〙交換を提案させていただきます)
あ!!!!!
先ほどの裏蓋の錆はできる限りで電池交換の際に落とさせていただきます!
ちょっとはましになりましたよね。
完全にきれいにしたい場合はお時間をいただければお預かりさせていただきやれるだけやります!(相当酷い場合に限り)
そしてしっかりと裏蓋を閉めて、こちらの時間を合わせていきます!
この設定がカシオは機種によっていろいろでなかなか大変です。
俗にいう0位置設定?でしたっけ?
電池交換後にリセットした場合はこのようにアナログの針はバラバラになっています。
なのでこちらを一つずつ0位置に設定しなおします。
0位置が今回のモデルは12時位置だったので、
はい!
しっかりと12位置に設定完了です。
通常のアナログの針を12時に、下の6時位置の針も12時位置にセット!
これで完璧です。
そこからデジタル部分の時間と日付を設定してあると、アナログの針が自動的にデジタルの時間になります。
出来上がり。
こちらは電池が2個使用されているモデルかと思いきや、リチウム電池1個で動作するモデルでした。
現在のところ当店ではこのようにG-SHOCKのリチウム電池1個で動作するタイプは税込み価格¥1、500で電池交換しています。
アナログとデジタルがある場合は電池2個使用が多いんですがね。電池2個使用の場合は¥2、000で電池交換させていただいています。
ご参考までに。
今後はいろいろと値上がりしていますので、電池交換料金も見直すことになるかもしれないですがご了承ください。
時計の修理も行っていますので何かご相談事ありましたらお気軽にお問い合わせください。